Bing Webmaster ToolsはBingでの自サイトの検索実績を確認できるツールです。この記事では、Bing Webmaster Toolsでページ毎の検索キーワードを確認する方法を説明します。
ページ毎の検索キーワードを確認する方法
Bing Webmaster Toolsでは、ページ毎の検索キーワードは以下の手順で確認できます。
- 左側メニューから「検索パフォーマンス」をクリック
- フィルター条件は「Webとチャット」を選択
- 期間を選択
- 「ページ」タブを選択
- キーワードを確認したいページの行のうち、URL以外の箇所をクリック
- 選択したページが表示された検索キーワードの一覧が表示される


ページ毎の検索キーワードから特定のワードを探す
Bing Webmaster Toolsの検索パフォーマンスレポートには検索やフィルタの機能はないため、画面上で特定のキーワードを探すにはブラウザのページ内検索機能を使う必要があります。
しかし、一度に表示できるキーワード数は上限があるため、検索キーワードが多い場合には手間がかかってしまいます。また、例えば「特定のキーワードを含む検索クエリの表示回数・クリック数の合計を求める」というような操作はできません。
そういった操作は、ダウンロードをしてExcel等のツールで行うのがお勧めです。画面上の「すべてダウンロード」という箇所をクリックするとキーワードがCSV形式でダウンロードできます。これをExcelで開けば、検索やフィルタ、集計などの操作が可能です。

まとめ
Bing Webmaster Toolsで各ページの検索キーワードを確認する方法を説明しました。
Googleサーチコンソールと比較すると少し機能に制限がありますが、CSV形式でダウンロードしてExcel等のツールと組み合わせることで補うことができます。
直近ではBing検索のシェアも上がってきているため、Bingでの検索キーワードもぜひ確認してみてください。

「ソフト 404」の正体とは?
ソフト404とは、URLへのアクセス自体はできるものの、空白やエラー等が表示されるページのことを指します。
通常、ページが存在しない場合はサーバーから「404(ページが見つかりません)」というエラー信号が出るはずです。しかし、ソフト404の場合は、画面に「お探しのページはありません」と表示されていても、裏側では「200(成功)」という「正常に表示されました」という信号が出ています。
このように、見た目はエラーなのにシステム上は正常を装っている「曖昧(ソフト)な状態」であるため、ソフト404と呼ばれます。
Googleがソフト404と判断する3つの原因!
ソフト404が発生する原因には、主に以下の3つのケースがあります。
① メインコンテンツが存在しない
ECサイトやブログのタグページなどで、「条件に合う商品・記事が0件」になったページです。Googleは「これならインデックス(登録)する価値がないな」と判断し、ソフト404を返します。
【例】
弊社のレンタサイクルサービス「RIDEAWAY」でも、タグを整理した際に記事が0件になったタグページが「ソフト404」と判定されました。見出し以外にメインコンテンツが存在しないため、Googleに「実質エラー」とみなされたのです。

②Googlebotが中身を読めていない
Googleは、「Googlebot(グーグルボット)」という自動巡回ロボットを使って世界中のサイトの内容を読み取っています。 実は、「人間には見えていても、ロボットには真っ白に見えている」ということが起こります。 たとえば、ページの読み込みが遅すぎてロボットが中身が出る前に帰ってしまったり、画像やプログラムが巨大すぎてロボットが処理しきれなかったりするケースです。
Googlebotにどう見えているかは、サーチコンソールの「URL検査」から、以下の手順で確認できます。
- URL検査を実行
- 「公開 URL をテスト」をクリック
- 「テスト済みのページを表示」をクリック
- 「スクリーンショット」をクリック


③サーバーの設定ミス
本来、コンテンツが存在しない場合には「404(見つかりません)」というエラー信号を返すべきですが、サーバーの設定によっては、エラー画面を出しつつも裏側では「200(成功)」という信号を送ってしまうことがあります。 Googlebotは「『成功』と言っているのに中身がエラー画面だ」と判断し、これをソフト404として扱います。
このように、ソフト404は「ユーザーから見ればエラーなのに、システムが正常だと嘘をついている状態」で発生します。
通常の「404」と「ソフト404」の違い
同じ「ページがない」状態でも、Googleへの伝え方(ステータスコード)によって、サイトの評価は大きく変わります。
| 種類 | あなたの返事(コード) | Google(機械)への伝わり方 | 図書室でのイメージ |
| 通常の 404 | 「ページが見つかりません(404)」 | 正しく「エラー」だとわかる | 棚に「紛失」や「貸出中」の札がある(誠実な対応) |
| ソフト 404 | 「ページが存在します!(200 OK)」 | 「存在する」というのに中身が空 | 「ありますよ」と言われた棚が空っぽ(Googleが困る状態) |
Googleにとっては、はっきりと「ページが見つかりません(404)」と言ってくれたほうが、無駄な確認作業をせずに済むため、サイトに優しい状態といえます。
「ソフト 404」の重要性
「ソフト404があるからといって、すぐにサイト全体の順位が低下する」といった致命的な実害が出ることはありません。かといって、放置しすぎるのはよくありません。知っておくべき理由は主に2つあります。
① Googleを「迷わせない」ため(効率的な巡回)
Googlebotがサイトを巡回できるリソース(クロールバジェット)は有限です。 ソフト404を放置すると、Googleは「インデックス価値のあるページ」と誤認し、本来優先すべきではない「空っぽのページ」に何度もクロールを割り振ってしまいます。 その結果、本当にインデックスさせたい新着記事や、更新した重要ページの検知が後回しにされるという、巡回効率の低下を招きます。
【大規模サイトは特に注意】
100万ページを超えるような大規模サイトでは、ソフト404の蓄積がクロールバジェットを激しく消耗させる要因となります。通常の404ページと異なり、ソフト404は「有効なURL」として扱われ続けるため、Googlebotの再訪が継続してしまうからです。心当たりがある場合は、Googleの大規模なサイト所有者向けのクロール バジェット管理ガイドを参考に、優先的な解消を推奨します。
② 「重要ページのインデックス落ち」を早期発見するため
実務上、これが最も重要なポイントです。 もし「売上の主力ページ」や「集客の柱となる記事」がソフト404と判定されていたら、それは重大な機会損失です。 システム上の不具合などでメインコンテンツが欠落していることに気づかず、Googleから「価値のないページ」として検索結果から除外(インデックス未登録に)されてしまっている可能性があるからです。
まとめ
ソフト404の管理は、単なるエラー修正ではなく、「Googlebotの動きをコントロールし、重要なページのSEO評価を守るための守備」と言えます。
すべてのエラーを完璧に消し込む必要はありませんが、大切なページが「空っぽ」と誤解されていないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。
次のステップは、実際に自分のサイトでソフト404を見つけて、優先順位をつけて、修正することです。「とりあえず全部直す」のは非効率です。実務で迷わないための「正しい優先順位」と「ケース別の対処法」については、以下の記事で詳しく解説しています。






