XMLサイトマップは、一度作って終わりではありません。正しく作成し、Googleに登録し、サイトの更新に合わせてメンテナンスし続けることが重要です。
本記事では、具体的な作成方法からGoogleへの送信手順を解説します。
XMLサイトマップの概要や必要性については、以下の記事で解説しています。
用語の意味などを知りたい方は以下の記事をご覧ください。
XMLサイトマップは自動作成が基本
XMLサイトマップは、手作業で作るのではなく、必ずツールなどを使って「自動作成」するようにしましょう。
手動で作成すると、新しい記事を追加するたびにコードを書き換える手間が発生します。また、記述ミスや更新忘れが起きやすく、せっかく記事を書いてもGoogleに認識されないといったリスクがあります。自動化ツールを導入することで、常に最新のサイト状況を正確にGoogleへ伝えることができます。
サイトマップに登録する必要があるページを確認する
サイトマップを作る前に、どのページを優先的に登録すべきかを確認します。
Webサイト分析ツール「アナトミー」を使うと、Googleでの表示回数が「0」のページを簡単に見つけることができます。表示回数が0のページは、まだGoogleにページが見つけられていない(インデックスされていない)可能性が高いページです。これらのURLを特定し、確実にサイトマップへ含めるようにアクションを起こしましょう。

sitemap.xmlの書き方と各タグの意味
XMLサイトマップの内部は、以下のような形式で記述されます。
<loc>タグ:ページのURLを記載します。必ず「https://」から始まる絶対URLで記述してください。日本語を含むURLの場合は、専用のツールなどで「%e3%83%b3...」といった形式(パーセントエンコーディング)に変換して記載する必要があります。
テキスト形式の例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://technical-seo.jp/</loc>
<lastmod>2026-01-30T12:43:44+09:00</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://technical-seo.jp/</loc>
<lastmod>2020-02-05T16:28:31+09:00</lastmod>
</url>
</urlset>
<lastmod>タグ:そのページの最終更新日を「2024-03-20」のような形式で記載します。クローラーが「どのページを優先して巡回すべきか」を判断する材料になります。
方法1:WordPressプラグイン「All in One SEO」で作成する
現在、WordPressで最も一般的な方法は、SEO設定をまとめて行える「All in One SEO」を利用する方法です。WordPressでXMLサイトマップを作成する方法は以下の記事で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。

方法2:自動生成ツール「sitemap.xml Editor」で作成する
WordPress以外のサイトで、ページ数が1,000URL以下の場合は、Web上の無料ツールが便利です。
- 「sitemap.xml Editor」のサイトにアクセスします。
- 「PCサイトマップ作成」の入力欄に、自分のサイトのトップページURLを入力します。
- 「サイトマップ作成」ボタンをクリックします。

- 解析が終わるとファイルが生成されるので、「sitemap.xml」をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを、サーバーのドメイン直下(公開フォルダ)にアップロードしてください。
方法3:gulpタスクで作成を自動化する(エンジニア向け)
サイト制作の工程で自動化したい場合は、Node.jsのライブラリ「gulp-sitemap」を活用します。
- ターミナルで「
npm install --save-dev gulp-sitemap」を実行し、パッケージをインストールします。 - gulpfile.jsに、HTMLファイルが保存されているディレクトリを読み込み、サイトのURL(siteUrl)を指定するタスクを記述します。
以下の例でいうと、5行目の「gulp.src('build/**/*.html'」に対象とするディレクトリを指定し、9行目の「siteUrl: 'http://www.example.com'」で対象のWebサイトURLを指定します。
var gulp = require('gulp');
var sitemap = require('gulp-sitemap');
gulp.task('sitemap', function () {
gulp.src('build/**/*.html', {
read: false
})
.pipe(sitemap({
siteUrl: 'http://www.example.com'
}))
.pipe(gulp.dest('./build'));
});
- コマンドで「gulp」を実行すると、指定したフォルダ内にsitemap.xmlが自動で出力されます。
これにより、サイトのビルド(公開準備)に合わせて最新のサイトマップを常に書き出すことが可能になります。生成されたXMLサイトマップはGoogleサーチコンソールに登録します。
サイトマップの配置場所とディレクトリの制限
サイトマップのファイルは、ドメインのルートディレクトリ(一番上の階層)に配置するのがルールです。
(例:https://example.com/sitemap.xml)
もし「https://example.com/blog/sitemap.xml」のように特定のフォルダ内に配置した場合、そのサイトマップには「blog」フォルダより上の階層のURL(例:トップページなど)を記載することができないという制約があります。特別な理由がない限り、ドメイン直下に配置するようにしましょう。
Googleサーチコンソールにサイトマップを登録(送信)する
サイトマップをサーバーに配置したら、Googleにその存在を知らせるアクションが必要です。
- Googleサーチコンソールにログインし、左メニューの「サイトマップ」をクリックします。
- 「新しいサイトマップの追加」という入力欄に、サイトマップのファイル名(例:sitemap.xml)を入力します。
- 「送信」ボタンをクリックします。
- 送信後、ページ下のステータスが「成功しました」と表示されているかを確認してください。

XMLサイトマップの更新とGoogleへの通知方法
サイトに新しい記事を追加したり、内容を大幅に書き換えたりした後は、サイトマップを更新してGoogleへ通知しましょう。
ファイルをサーバーにアップロードし直しただけでは、Googleがすぐに気づいてくれないことがあります。その場合は、サーチコンソールのサイトマップ画面で再度「送信」ボタンをクリックするか、直接Googleの通知用URLにアクセスすることで、再送信(再クロール)を促すことができます。これにより、新しい情報が検索結果に反映されるスピードを早めることができます。
まとめ
XMLサイトマップの運用で大切なのは、「常に最新の状態を保つこと」と「Googleに正しく伝わる場所に置くこと」です。WordPressプラグインなどの自動化ツールを活用し、一度設定した後は定期的にサーチコンソールで「成功しました」というステータスが維持されているかをチェックする習慣をつけましょう。






