こんにちは、Webサイト分析ツール「アナトミー」開発チームの宇都宮です。
この記事では、Bing にサイトマップを登録する方法を解説します。
サイトマップの一覧を表示する
まずは、Bing Webmaster Tools にログインして登録されているサイトマップを確認しましょう。
対象のサイトを選択し左側のメニューから「サイトマップ」をクリックすると、Bing に認識されているすべてのサイトマップ、サイトマップ インデックス、およびフィードのリストが表示することができます。一覧にはユーザー自身が手動で登録したもの、Google Search Console からインポートされたもの、Bingのクローラーによって自動検出されたものが含まれています。
どのような方法で登録したかは最終送信日の下に表示されています。ユーザーが手動登録した場合は「送信済み」、Bingのクローラーが検出した場合は「発見」、サーチコンソールからインポートした場合は「インポート済み」と表示されます。
サイトマップを手動で登録する方法
サイトマップが登録されていない場合は、手動でサイトマップを登録しましょう。右上の「サイトマップを送信」ボタンをクリックします。サイトマップのURLを入力するモーダル画面が表示されるので、URLを入力してから送信ボタンをクリックします。
サイトマップを再送信する方法
サイトにページがつかされた場合やURL変更が発生した場合は、サイトマップにも変更が発生しているはずです。WordPressなどのCMSでプラグインを利用しているケースでは、サイトマップの変更を自動送信してくれることもありますが、そうでない場合は、この画面から再送信を行いましょう。再送信は一覧内のメニューから実施できます。
サイトマップを削除する方法
サイトマップの削除は特定のサイトマップを選択した際に画面下部に表示されるメニュー内にある削除ボタンから実行できます。
サイトマップのダウンロード
一覧にはダウンロードリンクがついています。ダウンロードリンクをクリックすると登録されているサイトマップのURLや最終送信日、クロール日、クロール状態などを一覧形式でダウンロードすることができます。サイトマップのファイル自体をダウンロードできるわけではないのは注意です。
利用できるサイトマップ形式
Bing Webmaster Tools では以下のいずれかの形式のサイトマップに対応しています。(2024年3月時点)
- XML Sitemap
- RSS 2.0
- Atom 0.3 and 1.0
- Text (a plain text file containing one URL per line)
Bing にサイトマップを知らせる他の方法
robots.txt 内で参照するサイトマップを指定する方法でサイトマップを通知することもできます。方法は簡単です。Sitemap ディレクティブを一行追加するだけです。
Sitemap: https://www.dx.symmetric.co.jp/sitemap.xml
まとめ
国内のブラウザシェア(参考:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share)を見るとBingの利用率は8%弱程度です。そこまで多くは無いと感じる方もいるかもしれませんが、プラットフォームをデスクトップPCのみにすると、シェアは16%程度に上昇しGoogleに次いで2位の利用率です。年配の方を対象とすると更にBingの利用率が上昇するといったケースもあるでしょう。GoogleだけでなくBing向けのSEO施策もますます重要性が増していきます。まだBingにサイトマップを登録していない方は、是非、当記事を参考にサイトマップの追加を試してみてください。
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