検索結果にページが表示されるには、そのページが何について書かれているのかをGoogleが理解しなければなりません。そこで利用されるのがHTMLタグです。
検索エンジンが重視するHTMLタグには、大きく分けて2種類あります。一つ目がタイトルやディスクリプション・見出しなど「ページの内容を伝えるタグ」です。二つ目が、リンクやcanonicalタグなど「ページ間の関連性を伝えるタグ」です。これらのタグが記述されていなかったり不十分なときは、Googleが内容を正しく理解できないので、検索順位が圏外になったり、別のページが上位表示されたりします。
HTMLタグの指定
次の手順でHTMLタグを指定すると、検索インデックスに登録するキーワードをコントロールできます。
ステップ1.ターゲットキーワードの選定
まずはそのページで「誰のどんな悩みを解決するか」を定義し、対応するキーワードを1つ決定します。 キーワードは設定箇所(タイトルや見出し)に埋め込むための重要な素材になります。
- キーワードの具体性を決める
- ビッグワード(例:SEO ツール): 検索数は多いですが、競合も強力です。サイト全体のテーマやトップページなどで狙います。
- ロングテール(例:SEO ツール 順位計測 おすすめ): 検索数は少ないですが、ユーザーの目的が明確です。具体的な記事ページでは、このように絞り込んだキーワードの方が、競合と差別化でき、コンバージョンにも繋がりやすくなります。

ステップ2.ページの内容を伝えるタグの記述
決めたキーワードを、Googleが重要視するページ内の特定エリアに配置します。 これはCMSやWordPressなどの投稿画面で設定できる項目がほとんどです。
| 設定項目 | HTMLタグ | 役割・目的 |
| 記事タイトル | title | 最重要。検索結果のクリック率と順位に直結します。キーワードは必ず左側に含めましょう。 |
| ディスクリプション | meta description | クリック率向上。検索結果のスニペットになります。キーワードを含めると太字で表示され、ユーザーの目を惹きます。 |
| 見出し | h1〜h6 | 構成の理解。「大見出し(h2)」や「小見出し(h3)」にキーワードを含めることで、Googleに文章の構造とトピックを伝えます。 |
| 代替テキスト | img alt | 画像検索対策。画像が何を表しているかを説明するテキストです。Googleは画像の中身を目で見れないため、文字で伝えます。 |
| 構造化データ | script | リッチリザルト。「これはレシピです」「求人情報です」など、特殊な形式でGoogleにデータを渡します。検索結果で目立つ表示になる可能性があります。 |
これらの項目に、ステップ1で決めたキーワードや関連語句を自然な形で盛り込むことで、Googleはこのページはこのキーワードについて詳しく書かれていると確信を持ち、正しくインデックスします。
ステップ3.ページ間の関連性を示すタグの記述
HTMLタグには、ページの内容を示すタグ以外に、他のページとの関係性を示すタグがあります。ページ単体の中身だけでなく、サイト内でそのページがどんな立ち位置なのかを伝えることも重要です。
| 項目 | HTMLタグ | 役割・目的 |
| 内部リンク | a | 記事内の関連ページへ誘導するリンク。「詳細はこちら」ではなく具体的なキーワードを含めることで、リンク先の内容をGoogleに正しく伝える。 |
| 重複の防止 | canonical | 内容が似ているページが複数ある場合に、Googleへ正規ページを指定して評価の迷いを防ぐ。 |
| 多言語対応 | hreflang | 海外向けサイトなどで、言語や地域ごとにページを分けている場合に設定し、ユーザーに適切な言語ページを表示させる。 |
中でも内部リンク(aタグ)は特に重要です。関連ページへ積極的にリンクを張り、サイト構造をGoogleへアピールしましょう。
参照:https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/links-crawlable?hl=ja


ANATOMYで検索インデックスを確認
SEO分析ツール「アナトミー」を使うと、ページごとの検索キーワードの詳細を確認できます。

検索キーワード・検索順位・クリック数・表示回数・検索ボリュームが横並びに表示されるので、その記事の強化すべきキーワードがひと目でわかり、便利です。

まとめ
Google検索エンジンに正しいキーワードでインデックス登録されるには、HTMLタグでページの内容と、ページ間の役割を指し示すSEOの内部対策が大切です。SEOツールを使うと、設定した内容を確認できますので有効活用しましょう。







