SEOツール28選 機能別に比較【2023年版】

こんにちは、SEO分析ツール「アナトミー」開発チームの新枦です。
SEO 対策ツールを使いたいけど、多すぎて選べない…というお悩みをお持ちではないですか?

SEO 対策ツールの価格は無料から月10万円以上まで、様々です。また、機能も検索順位の調査やタイトルやリンクなどの内部対策といった、一つの機能に特化したツールから、SEO に必要な機能が全て盛り込まれたハイスペックなツールまで、様々です。

この記事では、数ある SEO 対策ツールを比較して厳選した、おすすめのツールをご紹介します。

目次

SEOツールの種類

SEOツールは、機能で大きく分けると「検索順位チェック」「コンテンツ診断」「キーワード選定」「被リンクチェック」の4種類があります。

検索順位チェックツールは、SEO で日常的に行う検索順位のチェック作業を効率的に行ってくれるものです。

コンテンツ診断ツール(内部対策ツール)は、HTMLタグがSEO改善に有効な書き方になっているかを分析、評価してくれたり、コピーコンテンツかどうかをチェックしてくれるツールです。

キーワード選定ツールは、検索ボリュームの大きいキーワードや関連キーワードを探すためのツールです。

被リンクチェックツールは、外部から張られたリンクを調査するためのツールです。

各ツールにそれぞれ役割があるので、何を調査したいかによって、ツールを使い分けることになります。また、ツールによっては複数の機能を持っているものもあります。

Google公式ツール

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール

Google が提供している検索順位のチェックツールで、あなたのサイトのページがどのキーワード何回ヒットしたか検索順位が何位だったか、そして何回クリックされたかを分析できます。

その他、新しいページを作成した際の Google への URL 登録や、検索順位に影響を与えるモバイルユーザービリティのチェック、Google クローラが処理したページのインデックス状況のチェックも可能。Google公式ツールのため、書籍やSEOセミナーで情報収集しやすいメリットもあります。SEO のみならずWebに関わっているなら必須のツールです。

欠点を挙げるとすれば、自分のサイトの検索結果しか確認できない3日前以前の検索結果しか確認できないYahoo や Bing など他の検索結果の順位は確認できないといったところでしょうか。

https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

価格:無料

キーワード プランナー

キーワード プランナー

リスティング広告を出稿するためのツールである「Google広告(旧:アドワーズ)」の一機能として提供されているツールです。キーワードを指定すると、指定したキーワードに関連するキーワードの一覧が表示されます。各キーワードの検索ボリューム競合度が分析できるので、どのキーワードをターゲットとしてコンテンツを制作すればいいか分かります。

ただしGoogle広告を出稿していない場合には、検索ボリュームの値が曖昧な数字で表示されてしまいます。

https://ads.google.com/

価格:無料(詳細な検索ボリュームを確認するには広告の出稿が必要)

Google Trends

Google Trends

指定したキーワードの検索回数の推移や、検索回数が急上昇したワードを調べることのできるツールです。メディアサイトであれば、検索回数が急上昇したワードを狙って記事を作成することで、検索流入の増加が狙えます。

https://trends.google.co.jp/

価格:無料

テクニカルSEOツール(内部対策ツール)

SEO は、大きく分けると「テクニカルSEO(内部対策)」と「外部対策」があります。まずは テクニカルSEOができるツールとサービスのうち、おすすめを8種類ご紹介します。

アナトミー

テクニカルSEO機能が充実した分析ツールです。分析したいサイトを選ぶだけで、検索順位・検索キーワード・表示回数といったSEOの基本指標はもちろん、titleタグ・description・hタグなど、テクニカルSEOに役立つ情報をくわしく調べることができます。

さらに、アクセス解析ツールとしての機能も持っているため、様々なツールを行き来することなくサイト分析が可能です。基本的なサイトのSEOチェックができ、ずっと無料で利用できるプラン(ダッシュボードプラン)もあるので、まずは使ってみることをおすすめします。

SEO分析ツール「アナトミー」

価格:無料(ダッシュボードプラン)~

Light House

Light House

Google が公式に提供している Google Chrome の拡張機能です。チェックしたいページ上で使用すると、サイトのパフォーマンスや、タイトル・アンカーテキスト等の内部 SEO 情報、サイトのアクセシビリティを計測、評価し、スコア化して表示してくれるツールです。さらに、検出されたSEO上の改善点はリストで表示されるので、該当箇所の修正も容易です。

https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk/related?hl=ja

価格:無料

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsも Google の公式ツールで、上記のLight Houseの機能のうち、パフォーマンスチェックのみを実施します。 Light Houseと比較すると、PageSpeed Insights は日本語対応しているため、英語のレポートを読むのが煩わしい方にお薦めです。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

価格:無料

SEARCH WRITE

「SEARCH WRITE」はコンテンツを活用したSEO運用に適したツールです。キーワード選定、コンテンツ作成、タスク管理、成果記録のすべてがツール内で完結します。またツールの使い方だけでなく、SEOの正しい方法をサポートしてくれるという特徴があります。これからSEO知識を身につける方や、効率よく運用を回したい方におすすめのツールです。

https://searchwrite.jp/

価格: 月額 80,000 円

Screaming Frog SEO Spider

Screaming Frog SEO Spider

サイトの URL を入力すると、サイト内のページを巡回し、タイトルやcanonicalタグなどのメタ情報を分析できます。また、リンク切れ・リダイレクト・重複コンテンツなどサイトの問題も検出できます。Angular など SPA アプリケーションのクローリングにも対応しています。

https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/

価格:無料 /年間$259(約34,000円)

Lumar(旧:DeepCrawl)

Lumar(旧:Deepcrawl)

サイトの URL を入力すると、それを元にサイト内の全ページを巡回し、タイトルディスクリプション、hタグやアンカーテキスト等の内部 SEO 情報を全て取得し、評価してくれる分析ツールです。タイトルの重複やコンテンツの重複、アンカーテキストの不備など、検出された改善点はリスト化されるので修正がすぐに出来ます。修正後チェックを実行することで、正しく修正されたかの確認も出来ます。

https://www.deepcrawl.jp/

価格:カスタム

高評価

高評価

サイトの URL とキーワードを入力することで、コンテンツに対するキーワードのSEO評価を重点的にチェックしてくれる無料SEOツールです。コンテンツを形態素解析し、出現単語数を分析する機能が便利です。

https://ko-hyo-ka.com/

価格:無料

SEOマスターProfessional

SEOマスターProfessional

サイトの URL とキーワードを入力することで、100 項目にわたる SEO 内部対策のチェックができるSEO評価ツールです。更にチェックした結果をもとに、ツール上で直接リソースを編集してエクスポートできます。日本のツールということもあり、セミナー等サポートが充実している点が魅力的です。

https://detail-cc.com/seomaster/

価格:月額 35,000 円

外部対策ツール

SEOの外部対策の肝となる、外部被リンクを調査するツールのうち、おすすめを4種類ご紹介します。

Majestic SEO

サイトの外部被リンクを調査できるツールです。サイトの外部被リンクの数や参照元のドメイン、アンカーテキストや被リンクの質といった情報を調査することができます。機能が外部被リンクの調査に絞られている分、他のSEO外部対策ツールと比較して価格が抑えめである点と、日本語対応されている点が魅力的です。

https://ja.majestic.com/

価格:月額 $ 49.99~$ 399.99(約 6,600 円~ 53,000 円)

Ahrefs

Ahrefs

自社と競合他社の流入キーワード調査や外部被リンク状況の比較ができるSEOツールです。ドメインに対する SEO 評価を独自評価し、被リンク情報と結びつけることで、数だけでなく質も考慮した被リンク調査を行えるツールです。

https://ahrefs.jp/

価格:月額 $ 99 ~ $ 999(約 13,000 円~ 132,000円 )

semrush

semrush

Ahrefs 同様、キーワード調査や競合分析、外部被リンクの調査ができます。また競合他社のリスティング広告の出稿キーワードやディスプレイ広告の配信状況の確認や、自社の広告の出稿管理等、広告戦略も同じツール上で出来る点が強みのツールです。

https://semrush.jp/

価格:月額 $119.95~$449.95(約 16,000 円~ 60,000円 )

Moz Pro

Moz Pro

Moz Pro も、競合分析他社のキーワード調査や外部被リンク調査ができるツールです。それに加えてキーワードのサジェスト機能や内部対策も同時に行うことができます。Keyword Explorer など一部機能は無料で使用できます。

https://moz.com/products/pro

価格: 月額 $99~$599(約 13,000 円 ~ 79,000 円)

その他の被リンクチェックツールについては、以下の記事で紹介しています。

検索順位チェックツール

SEO 施策のための現状調査や施策実施後の効果測定に、検索順位のチェックは欠かせません。基本中の基本であるサーチコンソールを始め、それぞれ強みを持った検索順位チェックツールのうち、おすすめを3種類ご紹介します。

GRC

GRC

上記の Googleサーチコンソール の欠点を克服したツールの一つが GRC です。

URL とキーワードを予め設定した上で GRC を起動すると、指定した URL のGoogle、Yahoo、Bing 全ての検索順位リアルタイムで取得してチェックしてくれます。また、取得結果をグラフで確認したりレポートとして出力したりできます。検索結果は突然変動することもあるので、リアルタイムで検索結果の推移を確認出来るのは重宝します。

https://seopro.jp/grc/

価格:無料 / 月額 495 円~ 2,475 円

BULL

BULL

BULLも、Google、Yahoo、Bing それぞれの検索結果をリアルタイムで取得する検索順位チェックツールです。クラウド型なので、検索順位の取得のために PC を起動させる必要がない(そのため、休日でも検索結果を取得できる)、複数デバイスや複数ユーザーで調査結果を共有できるといった利点があります。また、地域検索の結果や Google のアルゴリズムと順位変動の変化の関係も調べることができるなど、GRCと比較すると高度な分析が可能です。

https://bullseo.jp/

価格:月額 1,150 円~ 15,400 円

GMO順位チェッカー

GMO順位チェッカー

GMO順位チェッカーもクラウド型の検索順位チェックツールで、URLとキーワードを登録すると 毎日自動的に検索順位を取得してくれます。スマホやタブレットでも利用が可能です。順位変動アラートや アカウント権限管理(サブアカウント)の機能も備えており、さらにAIを搭載した AI キーワードアドバイザー機能も充実しています。また、二次利用除外申請も可能で、 安心して利用できます。最も手頃なプランでは、月額485円で100個のキーワードと5つのURLを登録可能です。

https://rank-checker.com/

価格:無料 / 月額 485 円~ 1,980 円(年間契約だと4,884円~ 19,800 円)

その他の検索順位チェックツールについては、以下の記事で紹介しています。

キーワード調査ツール

SEO では検索流入を狙うキーワードを比較、選定し、それに合ったコンテンツを作成していきますが、その際に活躍するのがキーワード調査ツールです。

共起語検索

共起語検索

指定したキーワードと同じ文脈で用いられることの多いキーワード(「共起語」といいます)を調べられるのが共起語分析ツールです。コンテンツを作成する際に、共起語をコンテンツ内に盛り込むことで、ヒットする検索キーワードの幅を広げられます。共起語分析ツールはいくつかありますが、こちらのツールは無料かつ無制限に使えます。

https://neoinspire.net/cooccur/

価格:無料

Ubersuggest

Ubersuggest

キーワードプランナーと同様、指定したキーワードについての関連キーワードを検索ボリュームと合わせて表示するツールです。Google に広告を出稿していなくてもキーワードの詳細なボリューム調査ができる点が強みです。また、自サイトが狙うキーワードで検索順位上位のサイトも合わせて確認することができるので、競合の調査にも使用できます。

https://app.neilpatel.com/jp/

価格:無料/月額2,999円~9,999円

競合分析ツール

SEOquake

SEOquake

Webページの内部リンク・外部リンク・Google検索順位・Facebookいいね数などを調査できます。また、Google検索結果に表示されたページを一括で調査できる機能は便利です。ブラウザに拡張機能としてインストールして使うSEO評価ツールです。

https://www.seoquake.com/index.html

価格:無料

SimilarWeb

SimilarWeb

競合分析に特化したSEOツールです。競合のアクセス状況や検索キーワードの分析、流入のチャネルの割合や広告・アフィリエイト戦略の分析ができるので、競合のマーケティング戦略を踏まえてSEO改善や広告の施策を打つことができます。

https://www.similarweb.com/ja/

価格:カスタム

その他ツール

ミエルカ

ミエルカ

SEO の内部対策、検索ボリュームや競合サイトのキーワード調査、コンテンツのコピーチェック、ヒートマップ等のアクセス解析等ができるツールです。検索ニーズと検索意図を元に検索キーワードを可視化できるので、新規コンテンツ作成の際のキーワード選定が容易になります。

https://mieru-ca.com/

価格:カスタム

Google SERP Snippet Optimization Tool

Google SERP Snippet Optimization Tool

設定したタイトルディスクリプションを元に、Google の検索結果でどのように表示されるかシミュレーションするツールです。リッチリザルトやパンくずリストも表示することができるため、CTR を高めるための検索結果の表示の改善に最適です。

https://seomofo.com/snippet-optimizer.html

価格:無料

構造化マークアップ支援ツール

構造化マークアップ支援ツール

Google の検索結果におけるリッチリザルトを表示するための構造化マークアップの設定を支援するツールです。SEO改善に直接的にはつながりませんが、リッチリザルトの表示によって CTR 上昇が狙えるため、是非活用しましょう。

https://www.google.com/webmasters/markup-helper/

価格:無料

リッチリザルトテストツール

リッチリザルトテストツール

リッチリザルト対応のために追加した構造化データが正しいかどうかをチェックする Google 公式ツールです。一部の構造化データに限られますが、Google 検索結果画面のプレビューができます。構造化データテストツールの後継ツールです。

https://search.google.com/test/rich-results

価格:無料

chiyo-co(旧:影武者)

chiyo-co(旧:影武者)

自社のコンテンツが他サイトにコピーされていないか、あるいは外注した自社コンテンツが他社サイトのコピーでないか調査することができる、コピペチェックツールです。自社コンテンツが他社サイトのコピーであった場合、Google によって検索順位が手動で下げられる「手動での対策」の対象となってしまいます。

https://kagemusya.biz-samurai.com/

価格:月額 4,400 円~ 55,000 円

まとめ

この記事では、無料有料含めたSEO対策ツールのうち、おすすめのツールをご紹介しました。

有料のツールであっても無料又は少額でトライアル出来るケースが多いので、是非ご自分にあったSEO対策ツールを比較検討してみてください。

もし自社でSEO対策するのが難しいとお考えなら、弊社のSEOコンサルティングサービスをお勧めします。Googleガイドラインに準拠した高品質な内部対策を短期間で実施できます。
アナトミー SEOコンサルティング

最後に弊社ではサーチコンソールとGA4データを1つにまとめて分析ができる「SEO分析ツール アナトミー」 を提供しております。運用しているサイトのSEOチェックを行うのに必要な機能が揃ったダッシュボードプランは全て無料でずっとご利用いただけます。是非、アナトミーに無料登録してサイトのSEOチェックをしてみてください。

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